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「音楽をやる」ということ

by コダ on 2006.05.27.

5/20(土)「媚骨堂 vol.02」、5/24(水)「Duo de Duo!」に来てくださった皆さん、ありがとうございました!

いやあどちらも楽しかったですね。というか、少なくとも僕は最高に楽しかったです。



こうやって、DJとしてイベントを主催したりお呼ばれしたりしていると、どんなに楽しいときでも「僕は何でこんなことをやってんだろうなあ」って、ふと思うことがあるんですよ。

僕は楽器を全く演奏できないのですが、DJって「左から右へフェーダー動かして、音楽を流しつづける」だけで「僕DJです」って言えるから、楽器ができなくても「音楽を演奏している人」みたいになれるじゃないですか。僕はそれになりたいのかな、と。だとしたら、人の作った曲を流すだけで勘違いしやがって、ツマンネエ奴だな、と。そんな風に考えることが今までは多かったのです。

でもそれはそうではなくて、僕にとって「DJをすること」というのは、「自分の好きな音楽を紹介すること・広めること」であって、「音楽に賛同してくれる人たちと、音楽を楽しみたいということ」であって、演奏がどうとか作曲がどうとか、そういう次元のものでは全くないんだなあ、と最近ようやくわかってきた気がします。そしてこれは紛れもない「音楽による自己表現」であって、少なくとも僕の場合は「音楽を演奏する人」「音楽を作る人」ではないけども、でも僕は「音楽をやっている人」ではあるなあ、と。要は、音楽が好きで、僕はこの人のこの曲が好きで好きで…と誰かに伝えた時点で、僕は「音楽をやっている人」なんだろうなあ、と。

吉田さんとか風味堂(渡さん)とか、いわゆる「音楽でごはんを食べている人」って、僕なんかから見たらもうそれだけで雲の上の人みたいに見えるんですよ。でも、誤解を恐れずに言うと、本質的に「音楽をやっている人」という意味でベクトルは一緒であって、その点で僕らのような「音楽でごはんを食べているわけではない人」が臆することは何もないし、単純に一緒に音楽を楽しめばいいんですよね。作曲者も、バンドも、DJも、PAも、客も、そういう意味では全く一緒の「音楽をやっている人」なんだと、今は思うのです。

風味堂・渡さんが自分のライブ中に僕らのことを紹介してくれた(!)とき、僕はそんなことをボケーとしながら考えていました。「音楽をやっている」からこそ、こういう素晴らしい出会いに恵まれるんだし、この出会いは、今までDJをやっていて仲良くなってきた全ての人との素晴らしい出会いと何ら変わりのないことだし、音楽を続けている限りは、これからもこうした素晴らしい出会いがたくさんあるんだろうな、と、そう確信しました。

好きで好きで、飽きれるほど毎日聴いているその曲の、その歌声の人が、まさにその声で、僕らのことを「音楽をやっている人」として紹介してくれたのです。矛盾しているかもしれないけど、それは僕にとって夢のまた夢のような、最高に嬉しい瞬間でした。DJやってて良かったなあ。

僕のDJなんて、別に偉くもなんともない。

ただ僕は、みんなと一緒に音楽をやっていたい。

もう、それだけでいいや。とか思いました。

これからも、臆することなく、でも勘違いすることなく、大好きな音楽にいつまでも関わっていきたいです。

 

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Categories: その他・雑文, 音楽

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