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ミックスCDの作りかた(6) 「CD化までの作業について」

by コダ on 2012.06.06.

「ミックスCDの作りかた」、第6回目は「CD化までの作業について」です。
前回の記事はこちらです。( もくじはこちら )

ここから先は地味な作業です

録音も完了して、いよいよミックスCD完成も近づいてきました。
ここから先は、ミックスCDを「CDっぽくする」作業です。

まずはトラック分割についてご紹介・・・する予定だったんですが、編集作業の初回ということで前書き的なものを書いていたらいつの間にか長くなってしまったため、今回は予定を変更して、タイトルを「CD化までの作業について」として独立させました。
ということで、トラック分割についてはすみませんが次回までお待ちください。

で、もうミックス自体は完成しているので、「ジャケもトラック分割もいらないです。録音したミックスそのまま焼くだけでいいです」という方もいるかもしれませんが、よろしければ参考までに、いちばん最初の「まえがき」だけは読んでみていただけると良いかなーと思います。

以下の内容について書いています

まえがき: トラック分割やジャケット作成は必要か?

自分で聴くだけならともかく、誰かに聴いてもらうつもりでミックスCDを作るのならば、やはりある程度きちんとしたもの(見た目も含む)を作ったほうがいいと僕は思います。
理由はふたつあります。

ひとつは「自分が望んでいるほど、もらう人は期待していない」ということ。
ほとんど全員、なんてことはさすがにないでしょうけど、クラブイベントなどの場でミックスCDをもらっても、聴かずに捨ててしまう人って実際にはけっこういると思うんですよね。と言っても、もちろんもらう側に悪気があるわけでは全くなく、「初めて会う知らない人がタダでくれたCDに興味がない」というだけです。

それならせめて、そういう人が聴かずに捨ててしまうことのないもの、つまり、興味のない人に『とりあえず1回聴いてみるか』と思わせるものを作りたい、というのが僕の考えです。
僕がCDジャケットや曲リストをつけるのはそのためです。効果のほどは定かではありませんが、少なくとも真っ白いCDRひとつ渡されるよりは期待値が格段に上がるはずです。

もうひとつは「ある程度気に入られても、何度も聴かれることはあまりない」ということ。
イベントなんかで配ってるミックスCDって、ミックス自体の善し悪しとはまったく関係ないところで「何度も聴くにはちょっとツラい作り」になってることが多いですよね。
例えば、トラック分割がしてなくて「60分で1曲収録」のCDになってたり、トラック分割はしてあるけど曲間に目立つプチ音が入ってたり、PCに取り込んでも曲情報が入っていないためにiTunesのような音楽ソフト上での表記が「不明なアーティスト」の「トラック1」になってたり。

自分がCDをもらう側(聴く側)になったときのことを考えてみると、やはりこのへんは「ちゃんとしてる」ほうが絶対にありがたいです。
この「ちゃんとしてる」は、作る側からすれば多少面倒な作業を要するものなのですが、完成品を手にするだけの聴く側にとっては「ふつう」のことです。そして僕の場合、そういった意味での「ふつう」は「トラックが分割されていて、iTunesに入れたら曲情報が表示されること」なので、最低でもそこまでは準備することにしている、というわけです。

もちろん作る側の環境や基準はそれぞれなので、上記のことができていないミックスCDなんて全部ダメだ!なんて言うつもりはありませんし、「どこまで出来ていればOK」という標準的な合格ラインも当然ありません。
ただ、これはミックス音源そのものにも言えますが、せっかく作るのであれば「『聴き手としての自分』がOKを出せるもの」にはすべきだと思います。逆に言うと、そういったものが作れていれば、誰も気に入ってくれなかったとしても「ミックスCD作品」としては成功なのではないかと思います。

CD化に必要なツール

・・・と講釈を垂れたところで、僕がCD化までに使っているツールをご紹介します。

繰り返しになりますが、僕が僕自身のために設けている「合格ライン」のものを作るために使用しているものであって、すべて必要なわけではありません。
また、特にPCソフト系は他のものでも代用できるはずなので、フリーソフトなどを頑張って探してみるという手もアリだと思います。(僕は面倒なのでそういうことは頑張らない派)

※最初にも述べましたが、OSはWindowsXPを使用しています。
※下記に貼ったPCソフトのリンクはヴァージョン違いの場合があります。

編集ソフト

Sonic Foundry Sound Forge 6.0 Sonic Foundry ACID Music 3.0

Sonic Foundry Sound Forge 6.0 [リンク]
Sonic Foundry ACID Music 3.0 [リンク]

どちらも音楽編集/制作ソフトです。
しかし、パクチーと勉強が昔からダメなことでおなじみな僕はいまだにきちんとした使いかたを学んでおらず、「聴きよう聴きまね」で覚えた機能しか使ったことがありません。しかしどちらも多機能なソフトなので、使いこなせればいろんなことができることは間違いありません。というか、このソフトがあればミックスCDだって作れちゃいます。

Sound Forge」はマスタリングなどの編集作業を行うことのできるソフトで、次回更新予定の「トラック分割」をする際に使用しています。また、前回少しお話した「録音中にミックスを失敗した場合」の編集作業にも使っています。

ACID」はいわゆるDTMソフトというやつで、音楽制作ができるソフトです。本当はいろいろ作ってみたくて買ったんですが、前述のとおりでなかなか学ぶ気になれず、いまだにきちんとした使いかたが(たぶん)できていません。
これは通常のミックスCDを制作する際に必要なものじゃないんですが、ミックスにひと味加えるためのイントロやインタールードなどを作るときに使っています。やり始めると楽しいんですが、きちんと作ろうとすると、ぜんぜん使いこなせてない僕みたいな人でもものすごい時間と根気を要します。

CDライティングソフト

B's Recorder GOLD 8

B’s Recorder GOLD 8 [リンク]

音楽CDを作成する、いわゆる「CDに焼く」ためのソフトです。「B’s Recorder」は昔から有名なソフトですし、家庭用PCにもともと入っているというケースもあるかも知れません。

まあライティングソフトなんてフリーでも使えるものがいくらでもありますが、このソフトは「自分の望んでいるものが作れる」ということがわかっているので、もう何年も前に購入したものをそのままずっと使い続けてます。

ミックスCDを焼く際に必須となるのは、各トラックの頭とお尻の部分に挿入される無音時間(プリギャップとポストギャップ)を0.0秒に設定できる機能です。ギャップ調整は通常のライティングソフトならたいてい設定できるものだと思いますが、この機能がないと分割した各曲ごとに無音が発生してしまうので、ミックスCDとしては致命的です。

ちなみに、僕の使っているB’s Recorderだと、プリギャップ・ソフトギャップともデフォルトでは2.0秒に設定されます(もしかすると他のソフトもすべて同じかもしれません)。
つまり、そのままCDに焼くと、曲間に4秒もの無音が入ってしまいます。

ジャケット作成ソフト

Adobe Illustrator 9.0

Adobe Illustrator 9.0 [リンク]

これもまったく使いこなせてませんが、ジャケットは「イラストレータ」で作成しています。
これまたずいぶん古いバージョンのものをずっと使っています。
このソフトに関してはもはや「使いこなしたい」という気持ちすらまったく持ち合わせていないので、それはもう恥ずかしいほどに使いこなせてない感じで使っております。できればどなたかに最低限の使いかただけでも教えてほしいぐらいです。

ちなみに無料の画像編集ソフトだと「GIMP」あたりが高機能で有名です。僕も職場で(仕事と称して)ちょっと使ってみたことがあるんですが、これを使えばCDジャケットぐらいなら作れるのではないかと思います。ただし僕は使いかたを教えるだけの知識はありませんので、ここでは触れません。ググったりすれば情報はたくさん出てくると思います。

その他・必要なもの

CD-ROM / CDケース / 印刷用紙

CD-ROM / CDケース / 印刷用紙 …など

ツールというより材料といった感じですが、これらも当然必要になります。
ここらへんは後ほど、都度ご紹介したいと思います。

すみません終わりです

「とりあえず体系立てて説明したい」という理由から、今回はこれにて終了です。
どうでしたか?つまんなかったですか?僕は正直つまんなかったです

さて次回はいよいよ(今度こそ)編集作業、「トラックを分割する」を公開予定です。
すごく地味な作業ですが、同時にかなり重要な作業でもあると個人的には思っています。

「ミックスCDの作りかた」もくじ ]

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