Skip to content

ミックスCDの作りかた(9) 「CDジャケット(ジャケット画像)を作る」

by コダ on 2012.06.26.

「ミックスCDの作りかた」、第9回目は「CDジャケット(ジャケット画像)を作る」です。
前回の記事はこちらです。( もくじはこちら )

もうひと踏んばりです

音源はすでに完成、CD化の準備も整いました。
今回はジャケット作成についてご説明します。

CDジャケットを作りましょう

しかし、この部分については僕もまったくの素人なので、「ジャケットの作りかた」についてのご説明をするつもりはありません。(というか説明できない)
ということで、そのような内容を期待していた方がいらっしゃいましたらすみませんが、どんな流れで、どんなものを用いて作るか、という部分についてのみご説明します。

なお、先にCDDBに曲情報を登録しても問題はないんですが、CDDBへの登録はCDが完成したあとでも出来る作業なので、次回ご説明します。

以下の内容について書いています

どのような「ジャケット」にするか

まずはジャケットをどのようなものにするか考えます。
第6回でもご説明したとおり、「そこそこ見栄えが良い」「曲情報が書かれている」という「ジャケットを作る目的」が達成できれば、別にどんなものでも構わないと思います。

また、これは僕の場合ですが、複数枚作ろうとすると手間や材料費もバカにならなくなってくるので、「作りやすいこと」「安上がりなこと」も条件になります。
このへんは個人の考えに合わせつつ工夫してみてください。

参考までに、これまで僕が作ったものをご紹介します。以下のようなものです。

一般的なCDジャケットバージョン

図1: 一般的なCDジャケットパターン(オモテ) 図2: 一般的なCDジャケットパターン(見開き)

「工夫しろ」とか言っといていきなり普通のやつですが。
120mm x 240mm サイズで、表面にタイトル、裏面に曲情報を入れるパターン。

長所は「普通なので考えやすい」「正方形x正方形なので作りやすい」こと。
短所は「A4用紙で1枚しか印刷できない」「裏面こんなにいらない」というところです。
普通のCDっぽくなるので完成した時の感慨はひとしおですが、A4用紙で1枚しか作れないというのは痛いです。余白もすごくもったいないです。そしてインクもたくさん使います。

そこで先日、新たな方法を編み出しました。
すでに読んだ方もいらっしゃると思いますが、詳しくは下記リンク先に書いてあります。

これまで試行錯誤しながら色々と作ってきましたが、効率や見た目のレベルなどを天秤にかけると、個人的には今のところこの方法が一番気に入っています。イベントで配布するCDは今後しばらくはこれでいこうかと思っています。

曲リストのみの簡易バージョン

図3: 曲リストのみの簡易バージョン

以前イベントをやっていたころは、ほとんどこのパターンで作ってました。
CDタイトルと曲リスト、あとちょっと画像を入れたりする程度。プラスチック製のCDケースだと収まりが悪いので、厚手のビニール製のものを使っています。

長所は何と言っても「安あがり」「かさばらない」、これに尽きます。イベントで50枚配布ともなるとけっこうな重さだし、当時は主宰だったこともあり他にもいろいろ準備しないといけないものがあったため、プラスチックケースは避けたかった、というのもあります。
短所は見ての通り「安っぽい」「しょぼい」こと。きれいに作ってもやはり限界はあります。

これをイベントで配っていたころは「タダで配るもんだし、中身がきちんとしてれば大丈夫だろ」ぐらいに思ってたんですが、ってまあ正直今でもそういう気持ちはありますが、配布したCDがお店に忘れられて(もしくは意図的に放置されて)いることもあり悔しい思いもしました。
そのとき「確かにこの見た目じゃ、興味ない人は聴かないかもな」とも思いました。

ということで、仲の良い友人や「聴きたい」と言ってくれる人に渡すならば、この方法でも問題ないと思います。ただ、上記理由から「まったく期待してない人」に配るのはお勧めしません。

曲リストのみの簡易バージョン (ステッカー)

図4: 曲リストのみの簡易バージョン (ステッカー)

上述の「曲リストのみ」バージョンをもうちょっと何とかできないか、と考えたやつ。
裏面がシールになっている専用紙に印刷してケースに貼ったものです。

長所は「わりといい紙が使える」「わりとそれっぽい」というところでしょうか。このタイプの用紙は通常よりも高価ですが、この方法であればA4用紙1枚でたくさん取れます。文字をちっこくすれば10枚以上取ることだって可能です。
これに対して、短所は「作るのに時間がかかる」「めんどくさい」という点です。印刷したものをカットする→シールを剥がす→貼る、とステップが多いうえ、うまく貼らないと斜めになってしまったり、プラスチックケースの場合だと空気が入ってしまったりします。

とは言えこれ、見た感じはけっこうイカス(と思う)ので使える手ではあります。デザインとかきちん作って紙ジャケに貼ったりしたら、手間とお金は少しかかるかも知れませんが、なかなかいいモノが出来るんじゃないかなーと思います。

印刷用紙について

きちんと作りたいなら、ここもなかなか悩むところです。

僕の場合、いわゆる「普通紙」よりもひとつグレードの高い「高品位専用紙(スーパーファイン紙)」が最低レベル、なおかつ普通に作るのならこれで充分かなーと思います。
現在僕が「Peanuts Cafe」で配っているミックスCDジャケもこれです。まあキレイというほどではないけど、比較的小さい文字でもインクが滲んで潰れたりすることはないです。

もう少しキチンとしたジャケットにするなら「光沢紙」です。少し高価なので枚数を作ろうとすると多少のコストはかかりますが、仕上がりはキレイでそれっぽいです。僕も本当はこれで作りたいです。ちなみに、普通タイプのジャケを作るなら薄手のほうが折りやすくてグッドです。

ステッカーの場合も、フリーカットの光沢紙(これも薄手)のほうがカッチョイイと思います。以前、光沢のない用紙(マット紙)で作ってみたこともあるんですが、プラスチックケースに貼るとちょっとモサッとした印象になってしまい、いまひとつでした。

いずれにせよこのへんは、自分の満足いくものを作るべく色々と試すしかありません。
なお当然ですが、仕上がりは使用しているプリンタの性能にも左右されます。

ジャケット作成例

どんなものを作るか決めたら、GIMP2などのグラフィックソフトで作成しましょう。
極端な話、画像を貼り付けて文字をのっければ何とかなります。

また、iPodなどの携帯音楽プレイヤー用にジャケット画像を用意したい場合は、ここで作成した画像をキャプチャするなり何なりして、JPG形式等で保存してください。

以下は実際に作ったジャケット画像(A4用紙サイズ)です。
(ほんと素人丸出しな作り方ですけどそのまま載せます)

図5: 一般的なCDジャケットバージョン

一般的なCDジャケットバージョン。
用紙は贅沢に使っていますが、裏面は曲リスト以外あんまり書くこともないし、かと言っていろいろ画像とか入れて色を使うと今度はインクを消費することになるので、毎回どうしようかけっこう悩みます。

図6: 「A4用紙で2枚」バージョン

「A4用紙で2枚」バージョン。
計4つの辺を切るだけでよいので、このあとの作業も楽チンです。12cm x 12cmに加工した写真をジャケにして、その上からタイトル等を入れております。

図7: 「曲リストのみ」バージョン

「曲リストのみ」バージョン。
A4用紙1枚でたくさん取れるよう、小さく作ってます。この画像ではミックスCD6枚分あるので、50枚作るとしても用紙は9枚で済みます。インクも紙代もかなり節約できます。

図8: 「ケースに貼り付け」バージョン

最後はケースに貼り付けるバージョン。なんと12枚取れてます。
基本的には曲リストのみのバージョンと同じですが、ケースに貼り付けることが可能なぶん、ちょっと変わった形で作ってもなかなかいい感じになったりします。

印刷~カットする

できあがったら印刷しましょう。
ドキドキ。

・・・うおー!出てきたー!ちゃんと出来てるー!

と、なりましたら、出力された紙をカットします。
カットの際は、100円ショップで買えるカッター用の下敷きとか、目盛のない背側(?)にステンレス等の貼られている定規などを使うと便利、かつ安全です。

そしてそして、さらに便利なのがペーパーカッター!
ジャジャーン。

図9: 死ぬほど便利なペーパーカッター

これはCARL(カール事務器)という文具メーカのもの。
うちの父親がこういう「便利グッズ」好きで、帰省したある日これが居間に置いてあったため、「うおおーこれいいなー!欲しいわー!まあ買うまでではないけど」と大声で叫んだところ、後日なぜかくれました。願いって通じるんですね。(どら息子)

家庭用なのでそんなにたくさんの枚数を一気に切ることはできませんが、それでも5枚ぐらいは一気に切れるし、何せ軽量・コンパクトなので邪魔になりません。カッターと定規で上手に「まとめ切り」するのはほとんど無理なので今までは仕方なく1枚ずつ切ってたんですが、これを使うようになってからはカットの負担が激減しました。もうほんとこれ大好き。
ちなみに、Amazonでも2000~3000円程度で買えるようです。

ジャケット作成に役立ちそうなウェブサイト

「ジャケの作りかた教えてほしかったんだよおおぉぉぉーー!!!!!!」
という方に申し訳ないので、役立ちそうなサイトを最後にピックアップしておきます。

いよいよ大詰め

今回の作業で、ついに「ミックスCD」一式が完成しました!
イエ~イ!

あとはCDとジャケットをケースに入れればOK・・・というところですが、せっかくここまで作ったので、次回、このCDに収録された曲の情報をCDDBというインターネット上のデータベースに登録したいと思います。
これを行うことで、少なくともiPodやiPhoneでこのCDを聴く人が、いわゆる・・・個人的にこの表現ぜんぜん好きじゃないんですけど、いわゆる「幸せになれます」。

そんなわけで、詳細は次回「曲情報をCDDBに登録する」にてご説明します。
もうそろそろこの連載も終わりです!

[ 「ミックスCDの作りかた」もくじ ]

関連記事


Comment: 0

コメント投稿

ご注意: 「Name」「Email」は必須項目です (メールアドレスは公開されません)

コメントのRSS