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2005/12/14/Wednesday - コニッキ
[LIVE] 風味堂「鍵盤エクスタシー vol.2」へ、行ってきた。

ついに観てきましたよ!風味堂「鍵盤エクスタシー Vol.2」!
いやあもうほんとうに、超最高だった。
今年の春にラジオで偶然聴いた「楽園をめざして」にズドーンとハマった僕は、それからというものの、口を開けば「おい!風味堂がとにかく超最高」「おい!僕は楽園を目指す」などと周囲に触れて回り、嬉しいときも悲しいときも風味堂を聴き続け、挙句の果てには風味堂Tシャツまで購入する(28歳にもなって)という、いわゆる「(脳内)楽園・2005」的な生活を過ごしてきたわけですが、今更ながら「ホントにもっと早く出会えていればよかったよなあ」と思いました。
初めて観た風味堂は、もう既にだいぶ場馴れしていて、ちょっと出てきたぐらいのグループには出せないようなオーラとグルーヴとポップを武器に、素晴らしいライブを観せてくれました。最高に楽しいのと同時に、なんだか悔しい気持ちにもなりました。
オープニング曲はやっぱり、明らかにライブのオープニング用に作っているはずの、タイトルもそのまんまな「ライヴが始まる」でした。たぶん、ライブのときは毎回この曲なんだと思います。この「聴いてるほうが恥ずかしくなるぐらいのストレートさ」が風味堂の最大の魅力であると思うし、僕はそこがやっぱり大好きです。ポップミュージックには、どんなに小難しくて崇高な音楽にも勝るパワーがあると僕は思う。どれだけたくさんの曲を聴いて物知りになったって、ポップミュージックほどに音を楽しめる「音楽」は他にないだろう、と、僕はいつもそう思っています。
そんなこんなでポワーと惚けながら聴いていて、2曲目の「もどかしさが奏でるブルース」に入った瞬間、僕はふとあることに気がつき、それと同時にものすごく涙腺が緩みました。
風味堂のメンバー3人が、(左から)ベース・ピアノ・ドラム、と、何と横一列に並んで演奏してんですよ。普通は「フロントマンが真ん中、ベースは端っこ、ドラムは真ん中の後ろ」ってなもんですよ。ベン・フォールズ・ファイブだって、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンだって、スーパーグラスだって、僕がライブを観たときはキッチリ三角形になって演奏してましたよ。それが、風味堂は横一列なんですよ。この陣形はただ単に今回だけのことだったのかもしれないし、今日のライブが後列にホーン部隊を従えている構成だったからというだけの理由なのかもしれないけど、これにはだいぶ目頭が熱くなったなあ。彼らはその時「とは言え僕は / "分かりやすい誠実"さという / 君が欲しがってるものを / 持ってはいない」などと歌っていたけれども、こと音楽に関しては全然そんなことないなあ、むしろ分かりやすすぎるよ、と思い、すごく幸せな気分になりました。
彼らがこの陣形をずっと持続させて、このポップなクオリティをずっと持続させたならば、彼らはいつの日か、サザンオールスターズの位置までも登りつめるのではないだろうか、とちょっと思いました。それほど素晴らしくポップなライブでした。ホント聴いたほうがいいですよ、風味堂。最高だから。
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